2015 年五島長崎大会は、2016年9月 オクラホマ・USA で開催されるITUロングディスタンス・チャンピオンシップのエイジグループの国内選考レースとなります。
http://www.triathlon.org/news/article/2016_long_distance_triathlon_champs_awarded_to_usa
2015 年五島長崎大会は、2016年9月 オクラホマ・USA で開催されるITUロングディスタンス・チャンピオンシップのエイジグループの国内選考レースとなります。
http://www.triathlon.org/news/article/2016_long_distance_triathlon_champs_awarded_to_usa
日本代表としてJPNと日の丸を付けてのレースは約10年振りで、新鮮であり何時にも増して良い緊張感があった。
今回は日本選手団オフィシャルツアーでの遠征。
個人手配より心配は少ないはず・・・が、しかし!出発前から自転車が飛行機に積めなくロサンゼルスからラスベガスまでバスでの移動に変更。
しかし、そんなどたばたが選手同士の結束を固くしたのかも・・・。
夜中2時にホテルに到着。翌日からはレースに向けての準備が始まった。
選手登録、競技説明会、カーボパーティー。そしてレース前日はバイク預託。バイク預託が終わる頃、この乾燥地帯には珍しい恵みの雨、私たちにはちょっと困った雨が夜中まで続いた。
レース当日は雨は上がっていたものの気温は低く寒い!
トランジッションで準備をしていると”スイムキャンセル”との放送が会場に流れた。どうやら水温が低すぎるようだ。
今まで多くのレースに出てきたが水温が低すぎての中止は初めてだった。
残念ではあったが、4km泳ぐには寒すぎる。安全面を考慮しての中止。これは仕方がない。
レースはバイクとランで行われる。男子のエリート選手からレースナンバーの小さい順に5秒間隔でスタート。
最後の選手がスタートするまでには2時間くらいもかかったようだ。
気温は低いがお天気は良く、レース日和ではあった。
バイクコースの景色はまさに絶景!LAKE MEADが目の前に広がりその湖に吸い込まれるように下っていく。
全体を大きく見るとY字のようなコース設定で、下った道を折り返す。
だから気持ちよく下った分は上るのだ。
道幅は広く、コーナーも急ではない、道も先のほうまで見えるので、スピードを出せる。
しかし、ちょっとした風でハンドルを取られそうになり、また身体が持ち上がってしまいそうでスピードが出し切れなかった。90km過ぎ約15kmはマウントトレイルという細い遊歩道。
この道にはスリーシスターズという三段階の名物坂がある。降りて押す選手もいたようだ。
ランニングは4周回。
すれ違う選手の様子が判る。どの選手も国を背負っている。
そのせいか非常に仲間意識があり声を掛け合う光景を多く見た。
私たち日本チームも例外ではなくお互いに声を掛け合い励ましあった。
沿道でからも、”GO!GO!JAPAN!”や”頑張って!”など声をかけてくれ、中には”上手で~す!”と声援を送ってくれる人も・・・微笑ましく嬉しかった。
カーボパーティーの時もそうだったが、レース後のアワードパーティーでも選手同士の交流が持て、いい時間を過ごせた。
他の大会とは違い、ユニホームやジャージなど各国ナショナルチームウェアを着ている。
”あなたの国は強いわね~””ユニホームかっこいい””行ったことあるよ”などなど声を掛け合ったり、ウェアの交換やお互いの健闘をたたえあったりと交流をするのが当たり前な雰囲気がある。
これが最高にいい!!!
日本選手団の雰囲気も非常に良かった。
アメリカ内の飛行機での移動がバスに変更になったことで交流する時間がで、レース後には山本さんや西内さんが懇親会を企画してくれたこともあり、仲間が増えた。
こうした人と人のつながりはとても素晴らしいく嬉しい!
おまけにレース翌日の観光に急遽入れてもらい朝から晩までラスベガスとその周辺を満喫。
仲間に入れていただきありがとうございました。
皆様、応援ありがとうございました。
宮崎康子